ObnizSmallFont
2021/4/4公開
2021/4/12更新
概要
このライブラリは極小フォントを使ってobnizのディスプレイに長文の文字列を表示するためのライブラリです。obniz Boardとobniz Board 1Yに対応しています。
それ以外の公式デバイスでもおそらく使用可能ですが未検証です。
ライブラリにフォントデータを内包しており、Lazy LoadやCORSに悩まされずに利用が可能です。
文字はJIS第一、第二水準が使用可能です。
禁則処理は行いませんので必要に応じて改行などの整形を適宜行ってください。
バージョン
1.0.2
謝辞
このライブラリには下記フォントデータが含まれています。製作者の方にはこの場を借りて感謝いたします。
美咲ゴシック第2("門真 なむ"氏)
k8x12("門真 なむ"氏)
k6x8("門真 なむ"氏)
ライセンス
MIT Licenseといたします。This software is released under the MIT License, see LICENSE.txt.
各ファイルについて
- obnsmlfnt8x8_1.0.2.min.js
- obnsmlfnt8x12_1.0.2.min.js
- obnsmlfnt6x8_1.0.2.min.js
8x8フォントを使用しています。
半角1バイト全角2バイト換算で1行32バイト×8行(=最大で全角128文字)まで表示可能です。
標準的な視認性です。
8x12フォントを使用しています。
半角1バイト全角2バイト換算で1行32バイト×5行(=最大で全角80文字)まで表示可能です。
フォントサイズが大きいため視認性に優れています。
6x8フォントを使用しています。
半角1バイト全角2バイト換算で1行42バイト×8行(=最大で全角168文字)まで表示可能です。
やや視認性に劣るため実験的なものとお考えください。
仕様
- コンストラクタ
- constructor(obn, paper_white = false)
- 引数 obn : Obnizクラスのインスタンス
paper_white : 背景色(trueで白、falseで黒。デフォルトはfalse。)
- プロパティ
- maxLen
- 型:number
- 説明 1行の最大バイト数を取得します。
- maxLines
- 型:number
- 説明 1画面の最大行数を取得します。
半角1バイト全角2バイト換算。
- メソッド
- drawText(text)
- 引数 text : 文字列(改行は\n)
- 戻り値 なし
- 説明 引数で指定した文字列をobnizのディスプレイに表示します。
- strByteCnt(str)
- 引数 str : 文字列
- 戻り値 整数
- 説明 文字列のバイト数をカウントします。
文字列は右端で自動的に折り返されます。
表示可能な文字数をオーバーした文字列は切り捨てられます。
半角1バイト全角2バイトで計算されます。
使用例その1
<script src="https://unpkg.com/obniz@3.x/obniz.js"></script>
<script src="obnsmlfnt8x8_1.0.2.min.js"></script>
<script>
var obniz = new Obniz("OBNIZ_ID_HERE");
obniz.onconnect = async function () {
var str =
"親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。" +
"小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。" +
"なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。" +
"新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。";
var osf = new ObnizSmallFont(obniz, false); // 黒背景で表示
osf.drawText(str);
}
</script>
使用例その2
<script src="https://unpkg.com/obniz@3.x/obniz.js"></script>
<script src="obnsmlfnt8x8_1.0.2.min.js"></script>
<script>
var obniz = new Obniz("OBNIZ_ID_HERE");
obniz.onconnect = async function () {
var str =
"左上 右上" +
" " +
" " +
" 中心 " +
" " +
" " +
" " +
"左下 右下";
var osf = new ObnizSmallFont(obniz, true); // 白背景で表示
osf.drawText(str);
}
</script>
使用例その3
<script src="https://unpkg.com/obniz@3.x/obniz.js"></script>
<script src="obnsmlfnt8x8_1.0.2.min.js"></script>
<script>
var obniz = new Obniz("OBNIZ_ID_HERE");
obniz.onconnect = async function () {
var str =
"1行目です。\n" +
"2行目だよ。\n" +
"3行目やが。";
var osf = new ObnizSmallFont(obniz, false); // 黒背景で表示
osf.drawText(str);
}
</script>
ダウンロード
obnsmlfnt_1.0.2.zip
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